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Guillow's 501 Curtis P-40 Warhowk(カーチス P-40 ウォーホーク

カーチスP-40といえば、WWⅡで蒋介石国民党軍が日本軍に対抗するためアメリカから招聘したクレア・L・シェンノート大佐率いる義勇軍”フライングタイガース”で有名な機体です。

ただ、開発年次が若干古い機体のため、大戦期間を通じてその性能は凡庸で、日本の資料には戦中戦後通して”零戦の相手ではなかった”等とさまざまな資料に掲載されています。

実際、アメリカ本国でもパッとしない、との評価がなされており、自国軍ではあまり使用されず、生産機数の大半がイギリスや他同盟国へ供与されているようです。

しかし、フライングタイガースの戦績を見ると、機動性で明らかに勝る零戦相手としては、かなりの善戦を見せています。

これは鈍重な機動性をカバーすべく零戦に若干勝る最高速度と急降下性能を最大限に利用し、一撃離脱戦法を徹底させた戦術の賜物でしょう。”神秘的”とも評された機動性を持つ零戦と単騎での巴戦に入れば勝ち目は無かったでしょうから・・・

また簡素で頑丈な機体構造は大量生産にも向き、安価で稼働率も高い、使い勝手の良い飛行機だったため、改良を加えながら最終的には13700機余りが大戦期間を通して生産されたそうです。

Guillow'sの500番台である本キットでは、小サイズ故に主翼根元近くの特徴的な脚収納部の膨らみ(ナックル)等が省略されていますが、全体の雰囲気は上手く表せているのではないでしょうか。
当Blogでの関連記事は、
で、結局 P-40(キット内容紹介)
Guillow's カーチス P-40 ウォーホーク 組み立てその1(ダイカットキットの取り扱い・胴枠の組み立て)
Guillow's カーチス P-40 ウォーホーク 組み立てその2-1(今日の完成図)(骨組み状態の紹介)
Guillow's カーチス P-40 ウォーホーク 組み立てその2-2(胴体にストリンガー)
Guillow's カーチス P-40 ウォーホーク 組み立てその2-3(翼関係の骨組み)
Guillow's カーチス P-40 ウォーホーク 塗色に悩む(カラースキーム編)
Guillow's カーチス P-40 ウォーホーク サンディング
Guillow's カーチス P-40 ウォーホーク 翼のカバーリング
Guillow's カーチス P-40 ウォーホーク カバーリングの修正と胴体のカバーリング
Guillow's カーチス P-40 ウォーホーク 下部胴体と脚関係
Guillow's カーチス P-40 ウォーホーク 塗装と組み立て
Guillow's カーチス P-40 ウォーホーク 主翼フィレット
Guillow's カーチス P-40 ウォーホーク 一応完成!
です。この機体についてはGuillow's 500シリーズのバルサキットを製作する実際の手順を比較的詳細に記事にしていますので、Guillow's500シリーズを実際に組み立てる際に参考にしていただけるとうれしいです。(もっと上手なやり方があるぞ!という指摘も大歓迎ですので、是非コメント欄でもメールでもお知らせ下さい。)

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